一時期は2日に1回は昼食にうどん屋さんに行っていた位、麺類が大好きです。うどん屋の大将と仲良しになって、カツカレーうどん大盛り卵入り+ライスと言うオリジナルセットを作ってもらうぐらいでした。大阪に住む先輩から、そんなにうどんが好きなら、讃岐に行くともっとおいしいうどんがあるから、時間を作って行くべきと聞いていましたが、近所のうどん屋さんがおいしくて満足していました。後でわかったことですが、仲良しになったうどん屋の大将が讃岐で修行して免許皆伝?の腕の持ち主でした。
 そのうどん屋の大将が世代交代したら、味が落ちてしまい、おいしいうどんが食べたくて讃岐に行ったのが、讃岐うどんにはまってしまったきっかけでした。

今でこそ、エッジが立っているとか、喉ごしが良いとか、いりこだし最高なんて言っていますが、最初は全然知りませんでした。色々な本やHPを見て、おいしそうなお店を探して何軒も行っているうちに少しずつ覚えていきました。


 初めての讃岐うどんは高松道のサービスエリアのうどんでした。サービスエリアのうどんだから大したことないだろうと思って食べたらビックリ!もちもちした食感とツルッとしたのどごしとおいしさにノックアウトされてしまいました。
 当時、宮武さんという伝説のうどん名人がいたんですが、残念ながら私が讃岐に行った時には名人のお店(宮武うどん)は体調不良で?閉店していました。そこで、宮武名人のお弟子さんの店を回りましたが、どのお店もおいしくて、1日で6軒ぐらい回って大満足でした。
 その時に行く予定にしていた最後のうどん屋さんに並んでいるときにネット検索していたら、宮武さんの親戚の方が宮武うどんののれんを引き継いで、新しく店をオープンしたという記事を見つけ、早速行ってみました。

 そしたら、何という幸運!
写真でしか見たことのない、あの宮武名人がうどんを打っていたんです!!
店が大行列になっていて、すごく忙しいのに、お客さんに体調はどうですかなんて聞かれながら、楽しそうにニコニコしながらうどんを打っている名人を見て、うどんが好きなんだろうな、再びうどんを打つことが出来て楽しいんだろうなと思い感動しました。 
 出てきたうどんを見てさらに感激。照りの良いピカピカしたエッジの立ったうどんで、これがお弟子さん達が目指していたうどんかと思いました。
そして、一口食べてさらに感激。喉ごし、腰のあるもちもちした食感がすごいのは当然のことですが、麺の香りと麺自身の味が、それまでおいしいと言っていた讃岐うどんとは別次元のおいしさで、うどんのおいしさの基準が変わりました。本当にありがたい出会いでした。

 そんな自称進化するうどん好きの私ですが、讃岐は遠いので1回の讃岐旅行で行けるうどん屋さんの数は知れています。このブログを読んでいる皆さんも、一度に5件前後しか回れないだろうと勝手に想像して、私が次回も絶対行きたい美味しい讃岐うどん店を厳選して紹介したいと思います。主にGW等の連休に行っているので、その時の並ぶ時間も書いておきました。平日はもっと空いていると思いますが、行ったことがないのでわかりません。連休に行く方は参考にしてください。

讃岐うどん


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